HSPの人は、審美眼を磨きながら自分の心に嘘をつかず生きることで、過敏さは和らぎ、幸せな人生を送れる
HSP(Highly Sensitive Person、人一番敏感な人)について書かれた論文は100以上ありますが、
科学的に十分に検証された嬉しいトピックといえば、
<審美眼を磨いて自分に誠実に生きることで、過敏さは和らぎ、幸せな人生を送れる>
ということ。
具体的には、敏感な特性を活かして、
・繊細な香りや味、感触を楽しむ
・美術や音楽など芸術作品を楽しむ
・内省を楽しむ
・自分に対して誠実に暮らす
などを行うと幸福度が高まります。
繊細な感性を優しい形で用いたり、繊細な感性を休ませるようなイメージでしょうか。
同時に、HSPの特性についてよく知って対応力を付けることも大切です。
例えば、HSPは空腹になるとイライラしたりネガティブになります。
(健康診断の前とか思い当たりませんか?)
だから、普段からちょっとしたクッキーを持ち歩くとか、
そんな些細な対策を散りばめてゆくのです。
最後に、HSPは創造性が豊かという説もありますが、
残念ながらこれはまだ十分に検証されていません。
確かに、HSPには芸術家など才能豊かな人は多いですが、
現代の会社では、創造性を発揮する前に潰れてしまうことが多いようです。
ともあれ、自分が/大切な人が、HSPであることは変えられないことなので、
特性と上手く付き合えるようになりたいですね。